2017/7/5

前立腺肥大の症状〜泌尿器科〜

【前立腺肥大とは?】

前立腺肥大症の頻度は、年齢とともに高くなり、50歳からより増加します。

多くの方に前立腺肥大の可能性があります。

組織学的な前立腺肥大は、30歳代から始まり、
50歳で30%
60歳で60%
70歳で80%
80歳では90%
にみられます。
高齢者では、ほぼ全ての方が対象となる病気ですが、症状として発症する人は、そのうちの25%程度となります。
前立腺肥大の可能性があっても、排尿障害を行う方は一部です。

原因としては、肥満、高血圧、高血糖および脂質異常症と前立腺肥大症の関係などが指摘されています。

前立線肥大症になると、トイレに行っても尿が出ない、尿が溜まってしまって苦しいなどの症状を引き起こします。

夜中にトイレに行っても、尿が出ず、我慢していると夜中に苦しくなって、夜間救急病院に行ってしまったという患者さんの話を聞くと、大変だったなあと本当に思います。

尿を出したくても出せないという状況は本人にとっては本当に辛い症状です。

しっかりと医療機関にかかっていただきたいと思います。
また、セカンドオピニオンとしても、ご来院いただきたいと思います。